「車に液体かけた」女性に無罪…証言信用できず湘南学園に対応した藤沢の個別指導。さらに、初心者でも楽々の格安なホームページ制作
 近隣住民の車に液体をかけて塗装を脱色させたとして、器物損壊罪に問われた岡山市中区、無職女性被告(39)に対し、岡山地裁は20日、無罪(求刑・懲役8月)を言い渡した。
 岡本康博裁判官は「目撃者の証言は信用できず、犯罪の証明がない」と述べた。
 起訴状などによると、被告は昨年1月、近くに住む男性(44)の乗用車のボンネット付近に漂白剤様の液体をかけて脱色させたとして、器物損壊の疑いで逮捕・起訴された。男性の妻(43)は岡山中央署に、被告がコップのような容器を持って液体をかけたと通報。被告は終始、「絶対にやっていない」と否認していた。
 判決で岡本裁判官は、男性の妻の目撃証言が防犯カメラの映像と矛盾し、内容も変遷していると指摘。被告との間にトラブルがあったことから、「被告に不利な虚偽供述をする動機がある」とした。近くに住む女性の目撃証言も同様に変遷し、男性側と親しい関係だったため「信用できない」とした。
 一方、被告の行動は防犯カメラの映像と整合し、刺激臭のする液体や容器も見つかっていないことから、「犯罪の証明がない」と結論づけた。
 判決後、代理人弁護士の事務所で取材に応じた被告は「日常が一変して大変な日々だった。仕事も辞め、人生が変わった」と涙ながらに語った。県警や地検に対しては、逮捕前から犯人視され、恐怖を覚える取り調べも受けたとして謝罪を求めた。
 判決を受け、岡山中央署の難波隆弘副署長は「コメントする立場にない」と話し、地検の柴田真次席検事は「判決内容を精査し、上級庁とも協議の上、適切に対応したい」とコメントした。

[YOMIURI ONLINEより]